国家試験について|iDoctor臨床工学技士

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臨床工学技士の国家試験について

1,概要

臨床工学技士になるために欠かせないものが、国家試験の合格です。通常養成校を卒業する年の3月に、一日かけて受験します。

臨床工学技士養成課程がある4年制の大学、3年制の短大または専門学校で所定の過程を修了する事によって、受験資格を得る事ができます。

臨床検査技師、診療放射線技師、看護師の養成校を卒業している場合には、1年間専門の学科に通う事で受験資格を取得する事が可能です。

合格率は例年80%ほどであり、しっかりと勉強していれば合格できる難易度です。

<試験日>

臨床工学技士国家試験は毎年概ね、3月の第一日曜日が試験日となります。
また、合格発表は国家試験終了後、約2~3週間後に発表があります。
これらの詳しい日程・試験情報は毎年10月1日に、厚生労働省から正式に発表があります。

<試験場所・会場>

試験場所は、北海道、東京、大阪、福岡の4カ所で実施されます。
試験会場は毎年変わるため確認をしてください。

<試験時間>

集合時間:8時50分
午前: 9時30分~12時
午後:13時30分~16時

<試験科目>

医学概論(公衆衛生学、人の構造及び機能、病理学概論及び関係法規を含む)
臨床医学総論(臨床生理学、臨床生化学、臨床免疫学及び臨床薬理学を含む)
医用電気電子工学(情報処理工学を含む)
医用機械工学
生体物性材料工学
生体機能代行装置学
医用治療機器学
生体計測装置学
医用機器安全管理学

<受験料>

30,800円(H28年度)

2,国家試験についての受験者数・合格率とその推移

臨床工学技士国家試験の受験者数は、年々増加の傾向にあります。平成16年に1,584人だった受験者数は、平成26年には2,848人となっています。

国家試験の合格率は概ね平均85%前後となっています。臨床工学技士の国家試験が誕生し5年間は資格取得移行期間のため数多くの受験者数がいましたが、その後は養成校を卒業した学生のみの受験となっています。

臨床工学技士国家試験の合格率は、75%~85%の間を推移しています。平成26年度の合格率は83.2%となっています。

ここ数年における臨床工学技士国家試験の合格率は、H21年度に出題形式が変更になったため合格率が下がった以外は、およそ80%前後を推移しています。 きちんと勉強をすれば十分に合格は目指せます。臨床工学技士を目指して、頑張りましょう。

3,試験のポイント

命に係わる業務だけに、臨床医学総論や医用電気電子工学、医用機械工学など養成学校で学ばなければならない分野は広いです。
ただ、養成学校時代にしっかり学習、対策すれば、決して難しいものではありません。
試験内容は既出問題も結構多く、勉強をきちんとやれば難しくないレベルです。
そのため、過去5年分くらいにさかのぼって過去問を勉強する事はかなり有効です。
そして量も大切ですが「質」を重視した勉強が大事になります。
学校で授業をしっかり受けた上で、過去問等に繰り返し当たっておくのが妥当な勉強法です。

国家試験での出題状況は、医学に関しては、呼吸・循環・泌尿器・胸部外科が中心で、脳神経・消化器・内分泌・感染症なども出題されています。
また、工学関係では、医用電気電子工学・医用機械工学では、交流を含む電気回路の基本、増幅器、センサの基本、機械要素、機械に関する基礎力学、流体に関する基礎力学、などが出題されています。

生体物性材料工学では、生体の電気的・力学的・機械的特性および人口透析・人口心肺・人口血管などに使用される特殊な材料について、生体機能代行装置学では、人工透析・人工心肺・人工呼吸器・高気圧酸素療法装置および関連機器など臨床工学技士としての業務の中心となる機器について出題されています。

一方、医用治療機器学では、ペースメーカー、電気メス、大動脈バルーンポンピング装置、レーザ治療器、超音波メスなど、生体計測装置学では心電計、血圧計、パルスオキシメータ、筋電気計、脳波形などについて出題されます。
また、医用機器安全管理学では、医療機器の電気事故、医療ガスの事故を防ぐための法令、安全管理方法などが出題されています。かなり専門的で、範囲も広いですが真面目に勉強していれば合格できる内容とレベルです。

4,試験が終了したら

国家試験が終了したら後は発表を待つだけです。しかし、最近は臨床工学技士養成校からなる施設協議会で翌日には模範解答が作成されます。自己採点をして内定先に報告をする場合もあるようです。

合格発表で合格を確認したら、免許の申請を行います。必要な書類を揃えて厚生労働省の所定部署に郵送します。書類に関しては卒業した養成校に問い合わせをして下さい。
郵送後1か月ほどで、臨床工学技士の登録番号が記載されたハガキが郵送されてきます。登録番号は就職した職場へ報告します。
その後、5月~6月中旬頃までに正式な臨床工学技士免許証が届きます。

5,まとめ

臨床工学技士の国家試験は、およそ8割の受験者が合格している試験です。きちんと対策をして、ぜひ臨床工学技士としての第一歩を踏み出してください!

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